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12.42017
セミナーに参加してきました!
協議会主催の「商品を魅力的に伝えるデザイン力向上セミナー」に参加しました。
私たち協議会の中にはセミナー担当の部署があり、食関連企業の経営者・農業者等の方々を対象とした
各種講座が開催されています。
このたび商品開発を担当するにあたり「デザインのこととか何も知らない…」と思い当たり
「商品を魅力的に伝えるデザイン力向上セミナー」の第一回・第二回に参加してきました。
第一回目のタイトルは「パッケージマーケティングで安売りよ、さらば!~競争より共創~」
講師は、株式会社 パッケージ松浦 代表取締役社長 松浦 陽司 氏でした。
この方、世界でただ一人の「パッケージマーケッター」。
なぜかというと、そう名乗って商標登録もされているから。
…面白すぎます!!
はじめからお話に引き込まれます。
終始とても楽しいお話で2時間はあっという間でしたが
中身は大変濃いとても貴重な時間となりました。
パッケージに伝えたいメッセージをのせることによって
商品価値がきちんと伝わる。
それで単価を上げることができたり、売り上げが伸びたり、
はじめ想定していなかった販路が生まれたりした…
という実例をいくつも挙げられて
パッケージって本当に重要なんだ、と実感しました。
特に印象に残ったのは、食品のアピールにありがちな
「素材にこだわっています」
「製法にこだわっています」
「安心安全です」
「とにかくうまいです」
という表現は4大ダメアピールである
というお話でした。
なぜかというと、それらは今やどれも当たり前のことだからです、とのこと。
当たり前をプラスにして
「お客様に伝えたいことは何か?」
を考えなくてはいけない…。
難しいけれど、今後の開発に生かしていきたいと思いました。
第二回目のタイトルは
「人の心を鷲掴みして、財布をこじ開ける!キャッチコピーの作り方」
講師は コピーライター・作家 八木 圭一 氏でした。
まず「キャッチコピーの種類と考え方」
を教えていただきました。
コピーには大きく分けて
「コピーライティング」「セールスコピーライティング」
の2パターンに分けられますが
どちらもターゲットをしっかり意識するのが大事。
より具体的に、誰に何を伝えたいのか?を考える必要がある
とのことでした。
第一回セミナーでも同様のことを講師が強調されていましたし
商品開発の上での最重要ポイントと感じました!
具体的な3ステップでのコピーの作り方の紹介もありました。
(参考書も紹介されました。「広告コピーってこう書くんだ!読本」谷山雅計著)
1:言葉を「散らかす」(関連キーワードを拡散する)
2:言葉を「選ぶ」(キーワードから魅力的なものを選択)
3:言葉を「磨く」(効果的な型も参考にしながらブラッシュアップ)
手順も具体的で今後、参考にして使わせていただこうと思いました。
「著作権はクリアしていても明らかなパクリはルール違反です」
との締めが印象的でした。