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8.12018
出張で旭川に行って来ました!
今回は7/18に開催された旭川ものづくり総合支援センターの成果発表会への参加をメインに、旭川市に出張してきました。旭川市を中心とした上川・宗谷管内は、北は稚内市、南は南富良野町と広大な広さで、海あり山ありで様々な産業が集積されており、今回の会場も建築や木材加工の研究施設が立ち並ぶ「旭川リサーチパーク(アイキャッチ画像)」内の、旭川産業創造プラザで開催されました。
発表会でも木材や家具を中心とした題目が多く、食品は2件のみとなっておりました。食品の発表に関しては、事例報告として旭川農業高校の「中華まん班」からの報告のほか、旭川食品産業支援センターの取り組みの報告がありました。当日は成果品の試食も用意され、画像にある「甘えびのラスク」や酒粕入りのブルーチーズなど、十勝以外の地域で開発された食品を堪能してきました。
また、翌日には他地域の食品企業訪問として、JR旭川駅から徒歩10分程でたどり着く「日本醤油工業株式会社」(キッコー日本)様を訪問してきました。同社は1944年(昭和19年)の創業で、元々は日本清酒工業の清酒工場であったものが、終戦後にキッコーマンも資本に加わり、醤油製造の企業として現在の社名となったとのこと。そのために、会社のマークは亀甲の中に「日本」の文字が描かれています。
当日は社長様の他、2名にご対応頂きました。製造品目は醤油、缶詰、びん詰め、ソース類、味噌、惣菜となっており、今年1月にはFSSC22000を取得したとのこと。あまり知られていないですが、北海道各地のご当地調味料の製造受託も行っており、十勝管内の事業者の製品も手掛けられているとのことでした。面談後には併設の直営店にも行き、同社の様々な商品を見て回りました。画像にある商品群は、北海道の各地域の素材を使った醤油製品で、「しじみ」とか「長葱・玉葱」を使ったオリジナル醤油を販売されていました。その他は、醤油を活かした調味料も多数販売されており、その中には「調味料選手権2014」(日本野菜ソムリエ協会主催)のサラダ部門にて優秀賞を受賞した「スードレ(スープドレッシング)」も販売されておりました。
ここ最近は旭川を訪問する機会がなかったため、新しくなった旭川駅と併設する駅前のイオンを初めて見ましたが、人の流れがイオンに向かって吸い込まれていくように感じられました。やはり大きなショッピングモールはどこの地域でも強いようですね。駅の新築に合わせ線路も高架となったことに加え、周辺の道路も新しくなっていたようで、宿泊したホテルの最上階から見た眺めでは街が整然としている印象を受けました。今は道北・旭川は猛烈な暑さのようで、私にとっては訪問時期が少し早くて助かりました…
これまでにブログにアップした道内(に出張)に行って来ましたシリーズ?では函館、旭川と続きましたが、次は帯広と同様の雇用協議会がある釧路や北見を訪問したいと考えています。